レーザーカッターでの表現

私を表すものが欲しいもの

  

作成するにあたって

 
今回の課題では、「パッとみて惹かれるもの」という難題がバックにありました。物欲が低い私が欲しいものなんだろうと考えた時、自分を表すがそれがパッとみて私ということがわからないものであったら面白いなと思い製作にあたりました。まず、私を表すものをリストしました。
このアイディアから思いついたものがこの画像です。名前から得た月というアイディアは自分自身が完璧でない人間のため三日月にし、山脈はネパールのヒマラヤ山脈と湖が見える景色の写真を利用しました。しかし、これには7/6が含まれていなかったため花個紋を追加しました。

  

Fusionとイラレにて製作

ベースを決めたら次はFusionでなぞる作業に移りました。山は細かくやりすぎると山に見えなくなりそうだったので、大まかに枠をとって、花個紋はできるだけ細かく枠を取るようにしました。

その後はイラレにかけて出力しました。

空の部分と湖の部分は切り取り、他はレーザーで彫りを入れました。そのため空と湖には空間ができてしまいます。そこを埋めるために私はレジンを使用してできるだけ近い色を表現しました。


空と湖でやり方を変えました。
まず、空はアクリル板を用いて行いました。

そして湖は下にテープをつけてレジンを流し込むようにして固めました。

しかしアクリル板と違って発色に問題がありました。アクリル板の時はベースとなっているものが透明であったため透き通ったように見えたのに対して、下がシールであるとベースにざらつきが現れました。そのため透き通ったように表現することはできませんでした。

最終結果

  

アクリル板vsアクリル板なし

 
アクリル板を使ってレジンを流し込むか使わずに流し込むかを比べたとき、使って流し込む方がいいことがわかりました。
理由
  1. データに基づいてレーザーカッターがピッタリに作ってくれる
  2. 透明度がとてもいい
  3. 少量のレジンで済む
  4. 外れる心配があまりない


ちなみにアクリル板なしで行う場合は隙間までちゃんとレジンが入ってることを確認することをお勧めします。でないと外れます。